はい。147回日商簿記検定1級、合格しました。
上の記事の通り、146回は惜しいところで不合格でした。
リベンジを果たした形となります。
点数
こんな感じでした。
受験地の商工会議所がやっている、Web成績照会サービスのスクショです。
トータル77点ですが、セオリー通り、工業簿記と原価計算で稼いだ感じになっています。
受験動機とか
一応、日商簿記1級ですが、すでに取得済みです。なので、今回は二度目の合格となります。
前回合格時期は、105回ということで、14年前です。
知識の再構築と腕試し目的の受験でしたが、合格したので、その目的は果たしたと考えてよいと思っています。
解答速報を見て
とりあえず、「まるで覚えていない」ということがわかりました。
メモ用紙は残っているので、分かる範囲で追います。
商業簿記
在外支店ありの本支店会計です。
まさか、本支店会計が出るとは、誰も予測していなかったのでは、と思いました。
試験中も、そう来たか!と、何度も思っていました。
メモ用紙にも、「まさか本支店とは…」と、当時の私はわざわざ書いていました。
でも、実務として、連結ばかりではないので、盲点を突きつつも、有用なところを出題されていると、感心したのも事実です。
解けなかったところ
- リースバック
重箱の隅をつつくような問題でしたね…
これが解けなかった時点で、完答は諦めました。
後は、ひたすら部分点狙いで、個別に問題を解きました。 それで18点なら、リースバック、本支店、総合損益を除いた部分は、だいたい正解だったと思われます。
会計学
理論は、個人的には見慣れた形式でした。*1
計算は、税効果と企業再編でした。難易度は、そこそこぐらいなような気がします。
解けなかったところ
まず、理論は(4)だけ間違えました。電子記録債権は、私にとっては新しい論点で、勉強不足でした。
税効果は、前職の関係上、ものすごく得意です。
しかし、前期の法定実効税率は35%という指定にも関わらず、なぜか繰延税金負債だけ30%で計算しています。
はっきり言いましょう。馬鹿です。
メモ用紙はこちら。
字は汚いですが、将来加算一時差異5,000に対して、繰延税金負債1,500という計算をしています。
重ねて言います。馬鹿です。
企業再編(企業分割)は、あまり解けていない気はします。メモも殆ど書いていないので、覚えていません。
結果
こんなんでも、15点取れるんだなぁ、という印象です。
税効果のやらかしが無ければ、80点台いけたかも、と思います。
工業簿記
ロット生産、でしたね。
個別原価計算でしょうか。
21点なら、理論ができなかった感じはありますが、ほぼ完全正解でしょう。
簿記1級工業簿記の18%はね、脳汁出るよね。
— ひろ (@E2piro) 2017年11月19日
仕損の指図書で、材料費入れていて計算合わなかったから、それに気づいたときはなおさらね。
上のように、途中まで合わなかったのですが、18%が出たので、できた!という感じでした。
メモ用紙載せます。
原価計算
連産品と、意思決定を絡めた問題が出たのと、損益分岐点分析でした。
23点なので、ほぼ正解できているのですが。
意思決定のほうは、妙に難しかった印象があります。
上のようなメモを取っているのですが、なぜ正解できたのか全く分からない代物になっています。
いろんな視点から計算を何度も行った記憶はあり、最終的には投げやりだったような記憶が若干…
どこで2点落としたのかわかりません。
全体を見て
若干、運が良かった感もありますね。
特に、会計学の弱さは自覚していたものの、全く克服できていません。
選択式の理論問題は、そこそこ得意なのですが…
試験終了後、手ごたえはあったので、結果が出て良かったという気持ちが強いです。
今後
今後、会計系の検定試験を受けることは無いと思います。
普段書いているような、プログラミング等の勉強に重点を置きたいという気持ちが強いです。
それに、思い出すという目的は、十分に果たせています。
今後も、最新情報を追うのは続けますが、勉強としては一区切り、とするつもりです。
おわりに
途中から、メモ用紙晒したら、何か参考になるかもと思い、商業簿記以外は出しました。
何か要望有れば、コメントとかください。
追記:合格率、5.9%…?