以前の以下の記事で、Fitbit versa
買ったよ、ということを書きました。
最近、気づくとPV数がそれなりに上位にいました。
Google Analytics
で、記事を書いた日以後のPV数を見るとこんな感じです。(範囲:2018/8/1~2018/11/24、116日)
種類 | 数 |
---|---|
総PV数 | 46,488 |
上記記事PV数 | 731 |
割合 | 1.57% |
順位 | 16位(記事数124) |
使い始めたよ!という記事を見ても、購入等の参考にはならないと思うので、ここ3カ月ぐらい使ってきた感想を書いてみます。
注意
今回、実際に計測等した画像を載せます。筆者は普段Android
から見ていますが、ブログ記載の関係上、Windows10
のアプリの画像を載せます。ご了承ください。
また、別にFitbit
の回し者とかではないです。最近、地下鉄でも広告あるなぁ、とは思っていますが。当ブログを見て購入に至っても、私には一銭も入りません。
いいな、と思っているところ
以下、よく使う機能を書きますが、特に良いと思っている点は勝手に記録が蓄積されていくところです。
単に記録していくだけですが、例えば運動と組み合わせると非常に強力で、自分が変わっていくのを数値で実感できます。
だったら運動アプリでもいいじゃん、という話ですが、腕時計型なので慣れれば装着しているのが気にならなくなる点は非常に大きいです。
そもそも、機器なしで心拍数を測るのは無理ですし、時計で勝手にやってくるのは本当に楽です。
アプリもクロスプラットフォームで、Android
やiOS
はもちろん、Windows10
アプリも存在します。ブラウザでも記録が見れます。
よく使う機能
睡眠計
Fitbit versa
は腕に着けて使うものです(当然)。
寝ているときに着けていると、睡眠していることを自動的に検知して、記録を取ってくれます。
先日の睡眠記録です。
かなり細かく検出してくれます。心拍数とかも参考にしているそうです。
もう一度言いますが、自動で取ってくれます。休日に一時間ぐらい昼寝しても、睡眠だと検知します。
また、睡眠の傾向データから、いろいろアドバイスが表示されます。例えば覚えているものだと、
- 平日と休日であまりに睡眠時間を変えると、睡眠の質が落ちる
- あなたの睡眠時間は、同年代の人に比べてだいぶ短い(3~4時間睡眠ぐらいで活動していた時期)
- 寝る前に運動すると、寝つきが悪くなるはずだから、気にしてみるといいですよ*1
みたいなことが表示されます。
なお、私の睡眠目標は6時間と設定していますが、全く守れていません。「そろそろ寝る時間です」という通知も出せるのですが、その時間に寝れません。
心拍数計
若干触れましたが、腕に着けている場合、ほぼリアルタイムで心拍数を取ってくれます*2。
これの良いところは、上で触れた睡眠時の話も含めて、安静時の心拍数が分かる点かと思います。運動習慣がある人は、その成果を測る一つの指標になると思います。
というか、普通に生活していて心拍数をリアルタイムで取得することは無いので、データとして見ているだけでも楽しいです。
また、面白い機能として、有酸素運動によるフィットネスレベル*3を数値化して教えてくれます。
筆者の年齢の場合、平均は「38.9~44.2」らしく、現在の数値は「46」です。この機能に気づいたときは「41」だったので、運動によって向上したようです。
運動計
これは、以前の記事で若干触れました。
ランニングは、今でも続けています。その記録をFitbit versa
を使って計測しています。直近の記録はこんな感じです。
この画面を上にスクロールすると、実際に走ったコースが表示されます。今回は隠しています。
次は、だいたい2カ月前の記録です。
だいぶ、速く走れるようになっているのがわかると思います。過去と簡単に比較できるのは本当に好きです。
また、走っている際にも心拍数が表示されるので、
あーちょっと負荷かけすぎだな
とか、数値ですぐにわかります。
記録を開始する場合、ウォッチを装着して走っていると検知してくれますが、ウォッチの「エクササイズ」から入って、実施する運動を選んだほうが良いと思います。
versa
の場合*4、ランニングコースをGPS
で記録できます。ただ、GPS計測用にスマホ等を持たないといけません*5。仕方ないです。
アラーム等
時計なので、ストップウォッチとして使ったり、アラームをかけたりできます。
スマホの通知を飛ばす
スマホ側に来た通知を、ウォッチ側で表示できます。スマホとリアルタイムでbluetooth
通信している必要があります。設定しているのは
- LINE
- 会社のメールとチャット
- 電話着信
という感じです。この辺りはスマホアプリで設定できるので、必要なアプリを選べます。
電池の持ちとか
ここは気になるところではないでしょうか。
ウォッチ側
公表値では、「4日以上」となっています。
筆者の使い方では、という前提に立ちますが、これはおおむねその通りと考えてよいです。むしろ筆者は5日以上は充電なしで使います。標準では、腕時計を見るときの腕を回す動作をすると、盤面が点灯しますが、これを切って使っているので電池の持ちがかなり良いです。
また、ウォッチの中に音楽を入れて、bluetooth
イヤホンで聴く機能があり、使っていた時期もあったのですが、そもそもそんなに音楽を聴かないため、今は使っていません。
音楽を聴くようにすると、電池消耗が早まるので、その場合は4日もちません。充電しましょう。
充電は2時間もかからない気がします。
ランニングを週に3~4回やって、その間はGPS
接続しています。それを前提にしても長持ちする印象です。
なお、ウォッチの充電が25%を切ったとき、スマホ通知が来るように設定できます。
スマホ側
こちらは、基本的には常にBluetooth
をオンにすることとなります。そのため、オフにしていた場合は、従前より電池消耗が早くなります。しょうがない。
接続頻度を下げる設定にすると、消耗は緩やかになります。利用シーンと合わせて設定すればよいと思います。
装着したままである点
筆者のような使い方をしていると、ウォッチを外すのはお風呂と充電時ぐらいになります。
装着部がかゆくなったり、というのは最初はありましたが、最近はなくなりました。
さすがに一日一度は外して、着けている部分を洗ったほうが良いです。
メンテナンス
ランニングの後、汗をかいてしまいます。
その場合、ウォッチにも汗がつくのですが、丸洗いしています。
そもそも完全防水ですので、水でさーっと流して終わりです。そのあとある程度乾燥させてから拭いています。すごく楽です。
全体感想
一言でいうなら、買って満足です。
買った当初はただの心拍数と睡眠計測かつ歩数計でしたが、運動もやってみようと思いました。
そしたら、記録する楽しさに目覚め、それからランニングが継続できています。なお走るの自体はさほど好きでないです。記録が伸びていくのが楽しいです。
私は使っていませんが、スマホアプリ側では
- 食事記録(手動)
- 水分補給記録(手動)
ができますし、ウォッチ側では
- Fitbit Coachでの補助(運動メニュー等を出してくれる)
等もあるので、まだまだ使いこなせばいろいろできそうです。
とにかく、運動習慣がついたのが大きいです。アプリで体重も記録できるので、モチベーション維持に役立ちました。
おわりに
スマートウォッチの選択肢としては、Apple Watch
等もあります。筆者はAndroid
ユーザーで、わざわざAppleを選ぶ理由がなかったので、当時発売されて間もなかったFitbit versa
を買いました。
スマートウォッチって使えるのかな?という検証目的でしたが、使ってみるととてもよかったです。スマホのアプリもなかなかよくできていますし、記録計としては非常に良いと思います。
時計盤も変更できるので、筆者はアナログウォッチみたいな見た目にしています。
スマートウォッチは一般的に受け入れられている気がしますし、購入検討の一助にでもなれば幸いです。