Visual Studio Codeを使っている事例を書いてみる(Advent Calendar 9日目)
こんにちは。
この記事は、Qiitaの Advent Calendar 2017 Visual Studio Code 9日目の記事です。
枠が空いていたので飛び入り参加しました。拙い記事かもしれませんが、ご容赦ください。
Visual Studio Codeとは
Microsoftが出している、エディタです。
エディタ…いわゆるテキストエディタと呼ばれるものになりますが、あまりにもいろんなことができる点が、特徴として挙げられます。
標準で、フォルダ管理、検索、比較あたりは可能で、拡張機能を入れると、プログラムのデバッグ、DB接続など、できることの幅が一気に広がります。
また、ソース管理でGitに接続できます。*1
こんなのが無料で使えてしまいます。太っ腹です、本当に。
標準機能でできることの紹介は、以下の記事にも書いています。
前提等
VSCodeバージョン
1.18.1
を使用しています。
環境
Windows環境を前提として書いています。
ただし、VSCodeはクロスプラットフォームのアプリなので、コマンド等が異なるだけで、基本は一緒だと思っています。
事例
仕事時
案件ごとにフォルダを作り、VSCodeで内容管理しています。*2
dev
∟案件A
∟…
∟案件B
∟…
∟…
利点
- とりあえず情報が欲しいときは、VSCodeを立ち上げて、フォルダツリーから探せばいい
- VSCodeは、前回開いた時の状態をそのまま保持してくれる(編集中ファイルでも)ので、すぐに作業に戻れる
- 画像もプレビューしてくれる
とにかく、エクスプローラーを操作する頻度が劇的に減りました。
学習時(開発時)
このところ、『テスト駆動開発』のJavaソースをPythonで書いていたときの構成です。
記事は以下からどうぞ。
成果物を、章ごとにフォルダを分けて、GitHubに上げています。
クライアント環境として、
- ソースをGitHubに上げるための、クライアント領域(GitHubリポジトリをクローン)
- Python開発環境
- Pythonテスト環境
- 成果物をGitクライアント領域(フォルダ)に入れるスクリプト(PowerShellで作成)
が必要でした。
それぞれ、
ソースをGitHubに上げるための、クライアント領域(GitHubリポジトリをクローン)
ワークスペースを作って、VSCode内で行き来できるようにした
また、Git Commit
もVSCodeから行う*3Pythonテスト環境
VSCodeのターミナルでPython仮想環境を起動。そこからPythonのunittest
起動成果物をGitクライアント領域(フォルダ)に入れるスクリプト(PowerShellで作成)
VSCodeでPowerShellスクリプト起動
とすることで、作業をVSCodeのみで完結させました。
あと、README
の編集も、標準のmarkdownで終わらせていました。
拡張機能
拡張機能は、VSCodeから簡単にインストールできます。
コーディングを目的にする場合、それに応じた拡張機能と、開発環境の構築が必要ですが、それは言語や使用する拡張機能で異なるので、割愛します。
私が、Python開発環境を構築した際の内容について、リンクを貼っておきます。
たいていのプログラミング言語は、拡張機能があります。作っている方々には頭が上がりません。
インストールして使うには、それぞれ一手間必要ですが、Qiitaには記事が充実している印象ですので、遠慮なく知恵を借りましょう。
Pythonで言うと、仮想環境をどうするのか、pylintをどうするのか、等が面倒な部分です。
個人的おすすめ
Windows使いなら、PowerShell拡張機能は入れたほうがいいです。
PowerShell_ISE
より、よっぽど使いやすいです。
あと、使い慣れたエディタのショートカットを使えるようにする、KeyMap
という拡張機能もあったりします。
私はVisual Studio Keymap
を使っています。
Markdownを使うなら、Mermaid Preview
やMarkdown Preview Enhanced
があると、作業がはかどります。
VSCode感想
これからもついていきます!
おわりに
もっと書きたいこともある気がしますが、とにかく、VSCode大好きです。
もはやこれ無しでは仕事が円滑に進まない、という感じすらします。
その一端でも伝わると、嬉しいです。