SE(たぶん)の雑感記

一応SEやっている筆者の思ったことを書き連ねます。会計学もやってたので、両方を生かした記事を書きたいと考えています。 でもテーマが定まってない感がすごい。

pip 10.0.1 から、Pythonインストール後のpip書き換えは不要になったようです

2018/8/28現在、Python3.7ではpip 10.0.1がインストールされることを確認しました。


Pythonをインストールした際、Windows環境かつ日本語*1で使う場合は、

WindowsのVisualStudioCodeでPython - PukiWiki

にあるように、pipのファイルを書き換える必要がありました。

書き換えないと、以下のようなエラーになります*2

f:id:hiroronn:20180428133601p:plain

私のブログでも言及しています。

hiroronn.hatenablog.jp

これの何が面倒かというと、仮想環境を作成するたびに、この作業を行わなければいけない点です。

2018/04/28時点情報

pipの新バージョン、pip 10.0.1が、2018年4月19日から公開されています。

上記バージョンを使うと、そもそもこの問題が発生しなくなっています。

ただし、Pythonの最新バージョン3.6.5に入っているpipは、バージョン9.0.3となっており、このバージョンでは、以前として最初に書いたエラーが起こります。

この状態で、venvで仮想環境を作っても、仮想環境のpip9.0.3となります。
pipバージョンは、自分で上げる必要があります。

pipのバージョンを上げる

pipを使うと分かるのですが、旧バージョンを使っていると、

f:id:hiroronn:20180428135551p:plain

のように、バージョンアップの案内が出てきます。

この通りに、コマンドライン*3

python -m pip install --upgrade pip

と、入力すると、pipバージョンが上がります。

バージョンを上げると、特にファイルを書き換えなくても最初に書いたエラーは発生しなくなり、普通にpipを使える状態になります。

簡潔な手順

Pythonを新規インストール、または、仮想環境を作ったら、

python -m pip install --upgrade pip

で、pipバージョンを上げましょう。

詳細な手順

Pythonがインクルードするpipのバージョンが10.0.1になった場合、この手順も不要になります。

  • 仮想環境を作る

f:id:hiroronn:20180428142234p:plain

仮想環境を作るパスに移動後、

python -m venv <仮想環境名>

ここでは、sample2という名前にします。

  • 仮想環境に接続

f:id:hiroronn:20180428142503p:plain

PowerShell利用の場合

.\sample2\Scripts\Activate.ps1

  • 仮想環境のpipバージョンを上げる

f:id:hiroronn:20180428142759p:plain

終了すると、

f:id:hiroronn:20180428142918p:plain

  • 動作確認

Pylintを入れてみます。

f:id:hiroronn:20180428143000p:plain

普通に入ります。

f:id:hiroronn:20180428144447p:plain

試しにtensorflow入れましたが、普通に入りました。

おわりに

たまたま、仮想環境を新規に作成したときに、pipバージョンアップとこの変更に気付きました。

ファイルを書き換えるより、pipバージョンを上げるほうが簡単なので、よかったです。
Pythonのインクルードは次のバージョンで上がるかもしれませんが、常に最新バージョンを使うわけではないので、知っておくとよいと思いました。

Qiitaにも上げます。

*1:pipのGitHubでissueを見ていると、他の言語でも発生している模様

*2:Visual Studio Codeのエラーと書いてあるが、画像の通り、普通にpipを使ってもエラーになる

*3:仮想環境の場合、その仮想環境をアクティブにした状態で行う