今回は趣向を変えて、少し実用的なネタを。
Visual Studio Code
(以下、長いのでVSCode
と書く)、皆様お使いでしょうか?
私は日常生活でも、開発現場でもそれなりに使っています。
ただのテキストを書くだけでも、IntelliSense
が働いてくれるので、編集が楽になります。
このブログを書く時のソースコードは、VSCodeで書いて、コピーしています。
あと、既定でマークダウン対応なので、それも使っています。
そういう、ブログを書く人の云々は置いといて。
データベースに接続するには、様々なツールがあります。
よく使うのは、SQL Server Management Studio
ではなかろうか、と思います。無料だし。
なんと、VSCodeでも、SQL Serverに接続できます!
それだけでなく、他のツールを組み合わせることで、VSCodeだけで、いろんなことができるようになります。
使うやつ
mssql
拡張機能と、
Excel Viewer
拡張機能
です。
mssql
ファイル準備
とりあえず、インストールしましょう。
Excel Viewer
も後で使うので、ついでに入れてください。
インストールしたら、指示に従って再読み込み後、Ctrl + N
で、新しくファイルを作ります。
次に、Ctrl + K, M
*1で、言語の選択を表示し、SQL
を選択します。
接続先定義
これは、いくつかやり方があります。
Connect
で新規登録する
Ctrl + Shift + C
、または、コマンドパレット*2でsql
等入力後に出てくるMS SQL: Connect
を選択します。
Connect
選択後、Create Connection Profile
を選択し、あとは順次サーバー名等を入力するよう言われるので、入力しましょう。
settings.json
に書く
Ctrl + ,
でユーザー設定を開いて、直接記述することもできます。
というか、1.の方法で設定した情報も、ここに書かれます。
書くのが面倒であれば、下記のように「編集」を選ぶと、自動で右側に出ます。コピペすら不要です。
上の設定が終わったら、Ctrl + Shift + C
を押し、接続先が出てくるので、選択してサーバーに接続しましょう。
成功したら、右下に接続先が表示されます。
クエリ実行
早速、さっき設定を変更したSQLファイルに、クエリを書きます。
とりあえず、例のために、なんかローカルにあったよく分からんテーブルにSELECT文投げます。
実行は、Ctrl + Shift + E
です。
すると、右にクエリ結果が表示されます。
見ての通り、かなり綺麗に表示されます。
さらなる機能として、右側に
の3つがあります。
ここでは、CSVで保存します。*3
ファイル名を聞かれるので、入力しましょう。*4
Excel Viewer
さて、ついにExcel Viewer
さんの出番です。
上で、CSVでファイル保存すると、保存しましたよーというメッセージと共に、ファイルが開きます。
ファイルを開いた状態で、コマンドパレットを表示し、preview
と入力する*5と、CSV: Open Preview
というものが見つかるので、選択してください。
すると…
こんな感じで、VSCode上でプレビューできるようになっています!
なお、Excel Viewerですが、並び替えやフィルター等、データを目視するための機能は搭載されています。
テーブルの中身を確認する用途として考えると、これだけでも十分です。
まとめ
この機能があると、SQL Server Management Studio
やExcel
がインストールされていない環境でも、データ確認ができるようになります。
また、使ってみてわかりましたが、ショートカットキーを覚えると、あっという間にデータ分析が始められます。
生産性が上がるのは言うまでも無いのですが、この方法だと、とにかくストレスがありません。
便利なものはどんどん使って、時短しましょう!
おわり